「守破離」の中で最も難しいのは「守」であり、しっかりと「守」を積まないと悲惨な結果に終わるという話
こんばんは。
山田亜希子です。
「守破離」という言葉を
あなたは知っていますか？
詳しくはこちらのページを
ご覧いただくとして
説明すると
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
（出展：Wikipedia）
ということです。
ところで
「守」「破」「離」の
3つの段階のうち
どれが最も難しいと
あなたは考えますか？
「守」が最も難しく、地道で苦しいものである
在宅でフリーランスという形で
事務代行をするために
何をしたらいいのかということを
仕事として私は教えています。
なので
「初対面の方に
いきなり何かを教える」
という場面は
日常茶飯事のことです。
私の話を聞きに来た方は
もう300人は超したでしょうか。
というわけで
様々な特性を持った方と
お話しする機会が多いのですが
フリーランスの事務代行を
実際に仕事にできる方は
それほど多くはありません。
理由はいろいろなのですが
その中で最も重要なのが
「守」をしないというもの。
うまくいかない方の大半が
私の言ったことを
そのまま実行しないので
仕事がもらえなかったり
長く続けることができない
という結果です。
確かに「守」は
つまらないし
時間だってかかります。
その後に続く
「破」や「離」の方が
自分の好きにできて
何だかカッコよさそうですから
そちらに惹かれるのは
よく分かります。
なのだけれども
「守」こそが
最も重要であり
物事の土台であることは
間違いのない事実です。
そして
「守」をしっかりと
マスターしていなかったせいで
その後が大変だったという場面を
これまでに何度も見てきました。
「守」を軽んじた人のたどった、悲惨な末路
私のところに学びに来た人で
「守」を軽く見たという意味で
印象深い人がいます。
その人は
初めて会った時から
他の人とは
まったく違っていました。
自分のなりたい姿を
ハッキリとイメージしていたし
なぜ、私のところに来たのか
その理由も明確。
何よりも
非常に優秀であったため
事務屋としてスタートするのに
何の不安要素もなかったのです。
ところが
その優秀さが
仇となったのでしょう。
私に指導を求めはするのですが
ほぼ毎回
その通りに実行することは
ありませんでした。
「山田さんはこう言うけれども
私の意見は違います」
「なので、今のままでいます」
という具合。
指導を仰ぐ
つまり「守」を積み上げるために
私のところに来たはずなのに
それらしき行動を
まったく取らないでいた彼女。
そのうち
彼女の行く手に
暗雲が立ち込めてきました。
仕事そのものは順調でしたが
小さい問題が起きるたびに
自己流で解決しようとするも
うまく収められなくて
問題の穴を大きくしてしまう。
質の悪いお客様の見分け方を
教えたにもかかわらず
まったく使わなかったために
「No！」も言えないままに
無理難題を聞き入れてしまう。
そうこうしているうちに
疲れてしまったのでしょう。
本来、できていたはずの
高いクオリティの仕事ですら
お客様から苦情が出るくらい
質が下がってしまいました。
今、私は
彼女が何をしているのか
一切、知りません。
彼女からの連絡が
来なくなってしまったので
知るすべがないのです。
最後は精神面での
不安定さが見え隠れしていたので
もしかしたら
連絡を取れない状態で
いるのかもしれません。
それもこれもすべて
「守」を軽く見たからだと
私は考えています。
新しいことを始めるのなら
まずは基本を習得して
その後に
自分なりの何かを加えていく。
この手順を守らないと
悲惨な結果に終わることが
これでお分かりでしょうか。
「自分らしさ」を出すのは、基礎が完成してから！
今日のお話しは
いかがだったでしょうか？
社長としての私を
つらつらと書いただけなのですが
日々、こんなことを考えながら
「山田さんから学びたい」と
教えを乞うてくださる
生徒さんと接しています。
大半の方は
「さっそくやってみます」と
私がお伝えしたことを
すぐに実践してくださる
素直な方ばかり。
「とてもありがたいこと」と
感謝しています。
（みんな、いつもありがとう！）
なのですが
時折、このような方も
やって来るのが
講師という仕事の大変さであり
同時に面白さでもあります。
そして
今日書いたことは
生活のあらゆる面で使える
不変の真理です。
「何かを習得したいなら
まずは基礎を身に付けるべし」
この言葉を
どうぞ忘れないでくださいね。
ところで
自分に合った
「守」があるということを
あなたはご存知ですか？
自分に合った「守」を
教えてくれる人を探すには
実はたったひとつのことに
気を付けるだけ。
何に気をつけたらいいのかを
あなたとお話ししながら
見つけていきましょう！
「在宅の事務代行で
パート勤務と同じだけの収入が
手に入る！」
私のホームページはこちらです。
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